投資対象として代表的なのは、「債券投資」と「株式投資」でしょう。どんな違いがあるでしょうか。
「債券投資」は、国や会社など債券発行元に対して「お金を貸す」イメージです。一方、「株式投資」は「会社に資金を投じる」ことです。こうした違いを把握しておくと、それぞれの金融商品の特性を理解しやすいでしょう。
では、具体的に株式投資についてもう少し詳しくご説明します。
株式投資
株式投資」とは、その会社に資金を投じて、会社の出資者のひとりになることです。
ですから、投資した会社の収益が増えれば、当然、支払われる配当が増え、株価つまり株式の価値が上昇します。そうなれば、購入した時より高い価格で株式を売却でき、非常に有効な投資となります。
反対に、投資した会社の業績が落ちると、株価が下がったり、場合によっては株券がただの紙切れになることさえあります。
リスクの低い投資
「株式投資」と比較して、「債券投資」はリスクの低い投資といえます。債券には満期があり、満期が来ると投資していたお金が全額返金されるからです。
一方で、収益性では「株式投資」の方が高い可能性があります。値上がり益を狙った短期的な売買も可能ですし、配当金をターゲットに長期投資もできます。
投資する際に何を重要と考えるかはそれぞれですが、リスクの低い投資を優先させたいなら、債券投資がおすすめです。
債券投資の特徴3つ
リスクを抑えながら、ある程度の利益が期待できるとして注目を集めている「債券投資」ですが、どんな特徴をもっているでしょうか。
債券投資を語るうえでキーワードとなる、「安定している」「リスクが低い」「満期前に売却が可能」という3つを取り上げます。